化粧品の選び方
化粧品の中で、トラブルを起こすものはなんでしょうか。 防腐剤、香料、着色料、等のいわゆる添加物がいつもやり玉に挙げられています。 だからそういうものでかぶれるのだと、多くの女性が思っています。 しかし、実際に女性たちの肌を見ていて多いのは、防腐剤などによるかぶれではないように思えてくるのです。 化粧品による肌荒れの原因として頻度の高いものから順にあげると、おおよそ左のようになります。 ここから何がわかるでしょう。 みなさんが思う化粧品のトラブルイメージとは、少し違うんじゃないでしょうか?
肌あれの原因の1つがクレンジングです。 オイルタイプやリキッドタイプなどの刺激の強い物を使うと、肌荒れの原因としてかなりの割合をしめます。 さらにこすったりすると肌への負担は甚大です。 次に挙げられる肌荒れの原因は日焼け止めや化粧下地、リキッドファンデーションなどです。 肌に吸いついて、肌をカバーする性質をもつため、これらは、肌を乾燥させたり、逆に毛穴を詰まらせたりとニキビの原因になりやすく、毎日使うと特に負担になります。
化粧品による肌荒れ
化粧品による肌荒れの多くは地肌バリアの破壊によるものです。 最近の化粧品技術はすごく進んでいます。 色々な質感のものが誕生し、ゲルやクリーム、サラサラしたもの、ふわふわのもの、様々です。 しかしこえっらが肌のバリアを破壊してしまうのです。 化粧品を作る時には、水性のものと油性のものと、様々なものを混ぜ合わせていきます。 混ぜる事により、女性好みの質感を生み出しています。 しかし、この質感を保つのは至難の技で、そこに登場するのが界面活性剤です。
混ぜるものですから、それを肌に塗れば肌のうるおい成分も混ざってしまいます。 そいして洗顔してしまうと、肌のうるおいも溶けだしてしまうのです。 これが界面活性剤による肌バリアの破壊です。 最近の化粧品の技術の進歩に伴って、これによる肌バリアの破壊が進んでいるといわれています。 軽いものもふくめると、半数以上の女性がこのような肌あれを気づかないうちに起こしているように感じます。