毛穴ケアの間違い

黒くてざらざら、ぶつぶつした毛穴を鏡でみていると、いじりたくなってしまう人が多いようです。
そのため、毛穴ケアグッズが色々な種類展開され、また毛穴ケアに関して多くの俗説があります。 それのより間違った毛穴ケアでかえってトラブルを招くといったケースが多いのです。
毛穴の汚れや黒ずみは取っても取っても無現にでてくるという事をしっかりと認識しておきましょう。
くれぐれもやりすぎケアには注意しましょう。

こする、引き締める、蒸す、クレンジング

温めると皮脂が柔らかくなってとれやすくなることは事実ですが、これは顔が赤くなる原因になります。
蒸しタオルで毛穴を開かせて汚れを浮かせる、のであればスチームを当てて汚れを浮かす方がいいでしょう。 毛穴の汚れをとるためにオイルクレンジングなどでこする人がいますが、表面からこすっても穴の奥の汚れは取れません。 クレンジングでこすると肌の潤いが溶けだして乾燥を招きますので、くれぐれもこすらないように。
冷やすと毛穴が縮むというのは、鳥肌が立っている状態なだけで、実際に毛穴は小さくはなりません。
筋肉は寒さや痛みなどのさまざまな刺激で伸び縮みしますが、皮膚は運動能力がないので伸び縮みしないのです。 毛穴引き締め剤などとうたう化粧品がありますが、どんなものなのかというと、アルコールなどで皮膚温度を下げたり、皮膚のたんぱく質を凝固させて一時的に皮膚を引き締めるものです。
ただし、これらは一時的な効果で、本当に毛穴が小さくなったわけではありません。

ニキビと毛穴

ニキビは感染症ではありません。例えば風邪のようにウイルスが入って感染し、それがいなくなれば治ったといえるのが感染症ですが、ニキビはそんなものではありません。
アクネ菌自体は、ニキビが全くできない人でも持っている常駐菌で、むしろ善玉菌といわれています。
皮脂分泌の乱れや毛穴の出口の角質化異常、そのほかさまざまな因子が複雑にからみあって
ニキビが出来上がります。 つまり、体内バランスの乱れで発生するもので、原因はよく分からない部分もあるのです。 菌というからには殺菌すればよいのかというと、そう簡単にいかないもので、自分の体内バランスを整えるように心がけること、つまり生活習慣の改善、これこそがニキビの根治への道のりなのです。
大人ニキビといわれるような、思春期のにきびとは違うものは、外からの塗り薬だけでは治らないものがほとんどです。 内側から改善しましょう。

皮膚科で行うニキビ治療

ニキビに対して、皮膚科ではどんな治療をしているのでしょう。
もっとも簡単なものは、ビタミン剤と塗り薬です。少しひどい症状のものだと、抗生物質の内服というのが標準的な治療です。また、それらの治療では完治しない、頑固な大人のニキビも増えています。
根本的に治したかったら、漢方薬を使うのもひとつの方法だと思います。 また、本来ニキビに使われないような薬や、日本では許可されていないような特殊な薬を出す病院もあるようです。 しかし、特殊な薬だから効くというわけでもありません。
保険が適用される薬で、ニキビの大半は対応可能です。
たあニキビ跡などはまて別の話で、これは整形外科的な施術がなければ、なかなか根治は難しいでしょう。 まずは内服薬は副作用の少ないものから試していきましょう。
大人のニキビは塗り薬だけでは完治が難しく、飲み薬が必要になる事がほとんどなのです。

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